めがね工房Kamuro銀座店のブログ。新着情報などをお届けします。
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たまには・・・
レンズについてのお話も・・・眼鏡屋さんですから。
最近、メガネブームということもありさまざまなデザインのものが増えてきました、
カムロでも海外の商品を多く扱っておりますが、海外ではレンズの主流は球面タイプ、つまり
カーブのついた度付きレンズが多く、フレームもそれに合わせたデザインのものも多いのです。
ところが、現在の日本の度付きレンズは非球面、つまりカーブの浅いフラットなものが主流です。
非球面設計にすることでレンズの歪みを軽減し、厚みをより薄くする事が可能だからです。
でも、「元々のデザインは崩したくない!」「やっぱりカーブ付きがカッコイイ!」な方々。
朗報です。この度東海光学さんから新設計レンズが発表されました!ご紹介しましょう。その名も

コンニチハ、MODECINQ(モードサンク)イイマス、ヨロシクオネガイシマス。

このモードサンク、従来の度付きカーブレンズとは一線を画します。まずは見てみましょう。

たまには・・・_f0126561_207850.jpg

上が非球面設計、下がモードサンク使用。
使用度数は同じです。
一見フツーの度付きカーブレンズですが、
なんとこれ非球面設計なのです!!
???イミガワカリマセンデスカ???


噛み砕いて噛み砕いて、離乳食位になったところで言いますと、歪みの少ない、かつ厚みの薄い
度付きカーブレンズです。今までのカーブ付きというと球面レンズにカーブをつけるやり方でした。
この場合周囲が歪み、慣れるのに時間を要しました、加えて通常よりも厚みも増すため
あまり格好ヨロシクナイ。→あまりオススメしない。が常でした。

たまには・・・_f0126561_20302799.jpg

ホントはこれ非球面入れたくないんだけどなぁ、
みたいなデザイン、最近多いんです。

ちなみにコレ、自分のです。使ってみるとコレが
イイんですよ、見え方も自然でした。


下が非球面使用、コレはコレでカッコいいんですけどね・・・。
たまには・・・_f0126561_20355978.jpg


たまには・・・_f0126561_20375277.jpg

コレがモードサンク使用、多分好き嫌いもあるとは思いますが、カーブ感を大事にしたい人や
掛けたいめがねが自分の顔幅よりも大きい場合にもいいですよ。(ちなみに自分は後者です。)
カーブをつける事により若干フレームの幅が狭くなりますから。

屈折率は1.6と1.7の高屈折、カーブの深さも4.5.6の3種類から選べます。
(度数により制限があります、お気軽にスタッフまでお尋ねください。)

この他にもご紹介したい新設計レンズがあるのですが、それはまた次の機会に。
デハ、オヤスミナサイデス。
by kamuro-ginza | 2007-01-22 20:54 | レンズ
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